2014年11月20日、Mentor Graphicsは、2015会計年度第3四半期(14年8-10月)の売上を報告した。
発表によると、Mentorの2015会計年度Q3の売上は、前年比約6.2%増、前Q2比約12.4%増の2億9268万ドル、営業利益は前年を下回る2100万ドルだった。この実績はQ2実績報告時の予測を上回るもので同社のQ3実績としては過去最高を記録した。(※GAAP基準による会計結果)
Mentorの今期Q3の売上の内訳を見ると、バックエンド設計分野、北米市場が伸びている様子。
MentorはこのQ3(8-10月)の間にPCB設計ツールの新製品「Xpedition Systems Designer」を発表。ニュースとしては組み込みシステム開発向けのソリューションに関するものが多かった。
Mentorは次期2015会計年度Q4(14年11-15月1月)の売上を4億2500万ドル程度と予測しており、この数字は同社のQ4売上記録を上回るものとなる。