Xilinx売上報告、14年7-9月は前年比1%増の6億400万ドル
2014年10月20日、Xilinxは2015会計年度第2四半期(2014年7-9月)決算を報告した。
Xilinxの2015会計年度Q2の売上は、前年同時期比1%増、前期Q1比1%減の6億400万ドル。営業利益は前年比22%増の2億ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
売上額はQ1に続いてQ2も前四半期を下回る格好となったが、Q2の利益率は33%と高く昨年を上回る数字となった。売上減の要因は28nm製品を中心とした新製品カテゴリの販売実績によるものと想像できるが、XilinxのCEOはQ3に28nm製品の売上が大幅に回復すると予測している。
XilinxのQ2売上を地域別でみると、アジア地域の売上比率が落ちた分、北米の売上比率が増加した。製品分野別の売上では、前Q1で不調だった航空・防衛分野の売上が回復した。製品別売上では、これまで右肩上がりで伸びてきた主力の新製品カテゴリ(Virtex-7, Kintex-7, Zynq-7000, Virtex-6, Spartan-6)の売上比率が前Q1の45%から43%へと初めて下がった。
Xilinxは、次期2015年Q3(14年10-12月)の売上を今期実績の0%-4%増と予測をしている。