CarbonとBrekerがシステムレベルのSoC機能検証で協業
2014年10月6日、ESLソリューションを手掛ける米Carbon Design SystemsとSoCのテストケース自動生成ツールを手掛けるBreker Verification Systemsは、両社製品のインテグレーションを発表した。
発表によると両社はCarbonの提供する仮想プロトタイピング・キット「CPAK(Carbon Performance Analysis Kits)」とBrekerの提供するSoCのテストケース自動生成ツール「TrekSoC」とのダイレクト・リンクを用意。これによりバーチャル・プラットフォームのユーザーが「TrekSoC」の生成するSoCセルフ・チェック用のCのテストケースを利用してSoCの機能やアーキテクチャを確認できるようになる。
既に製品として「TrekSoC」とのリンクを備えるARM Cortex-A15ベースの「CPAK」が用意されており、「TrekSoC」本体と合わせてCarbonのWebサイト「IP Exchange」を通じて提供が開始されている。Carbonは「TrekSoC」と繋がる「CPAK」を順次追加していく予定だという。