【51DAC】多言語対応IDEを提供するAMIQは新製品のドキュメント生成ツールを披露
2014年6月1日-5日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催された第51回Design Automation Conferenceの展示会レポート。
e,SystemVerilog対応の多言語IDE「DVT」を手掛けるルーマニアのEDAベンダAMIQは、新製品となるドキュメント生成ツール「Specador」を展示していた。
「Specador」は、ソースコード上に埋め込まれたコメントからHTMLドキュメントを自動生成するツールで、同ツールを利用することでソースコードからクラス継承ツリー、デザイン階層構造、モジュール・ダイアグラムなどを容易に入手できる。生成されたドキュメントはソースコードと同期可能で変更を反映しコードのリビジョン管理も可能。
「Specador」はデザイナーおよび検証エンジニアをターゲットとしたものだが、使い方としてはIPのパッケージに用いてIPの情報をIP利用者に提供するという形もあるという。
AMIQ製品は株式会社シンコムが日本代理店として提供している。