2014年3月の世界半導体市場は前年比11.4%増の261.6億ドル、Q1売上が最高記録更新
2014年5月5日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2014年3月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2014年3月の世界半導体売上は前年同月比11.4%増、前月比0.4%増の261.6億ドルで3月の売上としては過去最高を記録した。
前年比11.4%増という成長率は先月発表された2014年2月の売上同様過去3年で最も高いもので、単月の売上記録の更新は昨年9月以来7ヶ月連続、単月売上が前年実績を上回るのはこれで11ヶ月連続となる。
今年の世界半導体市場は、2013年の過去最高を上回る3200億ドル前後と予測されているが、既に2014年Q1の売上は四半期売上として過去最高の784.7億ドルを記録している。
売上を地域別に見ると、北米市場とアジアその他地域が成長を維持してともに前年比2ケタ増。日本市場は昨年11月以来の前年比増をかろうじて達成した。