Xilinx売上報告、14年1-3月は前年比16%増の6億1780万ドル、年間売上は増収増益
2014年4月23日、Xilinxは2014会計年度第4四半期(2014年1-3月)決算を報告した。
Xilinxの2014会計年度Q4の売上は、前年同時期比16%増、前期Q3比5%増の6億1780万ドル。営業利益は前年比29%増の1億8950万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
2014会計年度の売上合計は、前年比10%増の23億8000万ドルで純利益は前年比29%増の6億3000万ドルを計上した。
同社のCEOのコメントによると、28nm製品の成功が2014会計年度の増収増益に大きく貢献したとの事で、Xilinxの28nm FPGAは28nm FPGA市場の70%のシェアを獲得しているという。
XilinxのQ4売上を地域別でみると、アジア地域の売上が全売上の43%とQ3実績を上回る伸びを見せた。分野別の売上では、主力のコミュニケーションおよびデータ・センター向けが全売上の49%と大きく伸びた。製品別売上では、28nm製品を含む主力の新製品カテゴリ(Virtex-7, Kintex-7, Zynq-7000, Virtex-6, Spartan-6)の売上が強力で前年比85%増、売上全体に占める割合は42%まで上昇した。
Xilinxは、次期2015年Q1(14年4-6月)の売上を今期実績の0%-4%増と予測をしている。