ARM売上報告、14年1-3月は前年比16%増の3億520万ドルでまた四半期売上記録更新
2014年4月23日、ARMは、2014会計年度第1四半期(2014年1-3月)の売上を報告した。
ARMの2014年Q1の売上は、前年比16%増、前期比約0.7%増の3億520万ドルで前Q4に続いて四半期売上記録を更新、税引き前の純利益は前年比約9%増の約1億470万ドルだった。
売上の内訳を見るとライセンスの売上が前年比約37%増と大きく伸び1億2990万ドル、ロイヤリティの売上が前年比約3%増の1億4450万ドルだった。ライセンスの売上の約86%はプロセッサ・ライセンスの売上だが、ARMはこのQ1で前期Q4と同じ26件のプロセッサ・ライセンスの契約を獲得。うち5件は最新のARMv8-Aアーキテクチャ・ベースのプロセッサで、同v8アーキテクチャ製品の累計ライセンス数は43件となった。内訳は下記の表の通り。
※画像はARM発表資料より抜粋
2014年Q1で出荷されたARM搭載チップの総数は約29億個で2013年Q4と同等。その内訳は以下の表の通りでこちらも前Q4とほぼ同じ内容。製品別出荷数としてはCortex-Mシリーズの出荷が若干増えた。
※画像はARM発表資料より抜粋