Xilinxが20nm FPGAの最上位ファミリ「Virtex UltraScale」をテープアウト
2014年1月21日、Xilinxは同社の20nm FPGA「Virtex UltraScale」のテープアウトを発表した。
「Virtex UltraScale」は、ASIC並みのクロック機能をうたう新たな「UltraScale アーキテクチャ」を採用する20nm FPGAファミリで同社最高峰の製品に位置するもの。既に「Kintex UltraScale」はサンプル出荷されているが、今回初めてテープアウトされた「Virtex UltraScale VU095」は、94万ロジックセル、150G Interlakenコア6個、100G Ethernetコア4個搭載、32.75Gb/sトランシーバーがチップ間、チップと光モジュール間、28Gb/sバックプレーンをサポート。4x100Gトランスポンダ、4x100G MAC-InterLakenブリッジなどのハイエンド通信インフラ・アプリをはじめ、宇宙航空/防衛、テスト/計測装置、ハイパフォーマンス・コンピューティングなどの高性能アプリを狙う。
TSMC 20nmプロセスで製造される「Virtex UltraScale VU095」は、今年Q2には出荷が開始される予定だという。