フォーマル検証のReal IntentがSiliconIndiaのアワード2部門で受賞
2014年1月23日、フォーマル検証技術をベースとしたEDAソリューションを手掛ける米Real Intentは、同社がSiliconIndia主催のアワード2部門を受賞した事を発表した。
SiliconIndiaは、エレクトロニクス分野を中心としたインド人向けのオンライン・コミュニティで、Webおよび雑誌媒体を中心に様々な情報を発信している。
今回Real Intentが受賞したのは、SiliconIndiaが選ぶ「si100 list」と「top 25 enterprise software companies」の2つのアワード。受賞したというよりは優れた企業として、リストに選出されたという方が分かりやすい。
SiliconIndiaの「si100 list」は、インド人によって米国で設立および経営されているテクノロジー企業トップ100を選出するもので、SiliconIndiaの編集部、インド人アナリスト、ベンチャーキャピタル、企業経営者などによって1500近くの候補から選ばれる。同リストにReal Intentが選出されたという事は、EDAという狭い世界だけでなくインド人を中心としたハイテク・コミュニティの中で同社が一定の評価を受けた結果と言える。
Real Intentはフォーマル検証ツール、Lintツール、CDC検証ツールが好調で、2013会計年度は売上前年比60%増を達成。昨年11月には、NECが通信システム用LSIの開発でReal Intentのフォーマル検証ツールを標準採用したとアナウンスしている。※関連ニュース