Altera売上報告、13年10-12月は前月比/前年比ともに微増の4億5440万ドル
2014年1月23日、Alteraは2013会計年度第4四半期(13年10-12月)の売上を報告した。
発表によるとAlteraの2013年Q4(13年10-12月)売上は、前年比約3%、前期Q3比約2%増の4億5440万ドル、営業利益は前年を下回る1億1715万ドルだった。
Alteraの2013会計年度の売上合計は、前年比約3%減の17億3257億ドル、営業利益は前年比約20%減の4億7575万ドルという結果に終わった。Alteraの2013会計年度は、Q1とQ4で売上前年増を記録したがQ2,Q3は前年割れだった。
Alteraは競合のXilinx同様、28nm FPGA製品が好調で2ケタ成長を遂げており、2014年Q1から量産出荷を開始する計画の20nm FPGAに大きな期待を寄せている。
AlteraのQ4売上を地域別で見ると、日本市場の売上が前Q3実績に対して13%成長、最大市場のアジアと北米もそれぞれ5%成長したが、2013会計年度でみるとアジアと北米が前年割れ、日本と欧州が前年比増を達成した形となった。
Q4売上を分野別で見ると、主力のテレコム/ワイヤレス分野が前年比6%減、2013会計年度の合計では同分野の売上が前年比9%減となっており、屋台骨の不調が同社の業績に現れた格好となっている。
製品別では、最新の28nm製品を含む新製品カテゴリの売上が前年比26%増と前期に続いて大きく成長。年間合計でみても前年比31%増と売上を伸ばし、売上に占める新製品カテゴリの割合は、昨年同時期で39%だったが今年は47%にまで上昇た。
Alteraは次期2014年Q1(1-3月)の売上を2013年Q4の2-6%減と予測している。