グラフィックスIPコアのDMPが画像処理IPを手掛けるカナダCogniVue社の日本総代理店に
2013年12月9日、グラフィックスIPコアを手掛けるディジタルメディアプロフェッショナル(以下、DMP)は、カナダCogniVue Corporation社との代理店契約ならびに同社IP製品の販売開始について発表した。
発表によると、DMPはCogniVue社と同社製品の日本国内における独占販売代理店契約を締結し、「APEX Image Cognition Processing」という製品名のComputerVision向けIPの販売を開始した。
DMPの説明によると「APEX Image Cognition Processing」は、ComputerVision向けの画像処理に特化したプログラマブルIPコアで、車載カメラ処理、ジェスチャー認識、顔検出/顔認識などのComputerVision画像処理をCPUやDSPよりも100倍以上高速に行なうことが可能。既にFreescaleへのライセンス実績もあり自動車向けASSPとして製品化されているという。
DMPは自社の2D/3DグラフィックスIPコアと合わせて、CogniVue社の「APEX Image Cognition Processing」をComputerVision向けのソリューションとして提供していく予定で、それに伴い、各種IPコアをインテグレーションしてSoCシステム全体を検討・最適化する設計サービスや、ComputerVisionのアルゴリズム開発や最適化を行なうソフトウエアサービスなども提供していくという。