グラフィックスIPのDMPがMentorの「Questa」を検証フローで標準採用
2013年11月20日、Mentor Graphicsは、グラフィックスIPを手掛けるファブレス半導体ベンダディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)による、同社シミュレータ「Questa」の採用を発表した。
発表によるとDMPは、任天堂DSなどへの採用実績で有名なグラフィックスIPコア製品のリファレンス検証フローにMentorの「Questa」を標準採用。DMPは検証メソドロジ「UVM」を採用しており、「Questa」に搭載されているUVM向けのカスタム機能の存在が、同ツールの採用を決定する一つの理由になった。
※UVM:Universal Verification Methodology
発表には「Questa」のUVM向け機能の一例として「レジスタモデル生成支援機能」が紹介されているが、同機能は検証用のレジスタ・モデルを仕様から自動生成する事ができるという。