2013年Q2(4-6月)世界EDA売上は前年比3.8%増の約16億5340万ドル-14四半期連続前年増
2013年10月16日、米EDA Consortiumは、2013年度第2四半期(4月-6月)の世界EDA売上報告を発表した。
EDACの発表によると、2013年Q2(4月-6月)の世界のEDA売上総額は、前年比3.8%増、前Q1比0.9%減の16億5340万ドルで、四半期ごとの世界EDA売上総額として14四半期連続で売上前年比増を達成した。
2013年Q2の売上を分野別に見ると、前Q1で前年Q4のリバンウンドで売上を落としたIC Physical Design & Verification分野の売上が前年比14.7%増と大きく上昇。その他分野は微増に留まり、主力のCAE分野だけが売上前年割れだった。
2013年Q2の売上を地域別に見ると、日本を除く全ての地域で売上前年比増を達成。最も伸びたのは前Q1同様アジアその他地域でQ1の前年比20.5%に続いて今期は18%増だった。日本の売上額の減少は為替レートの影響も大きい。
2013年Q2時点でのEDA業界の従業員数は29304人で、前年比3.9%増、前期Q4比0.2%減となっている。
2013年Q2の分野別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■CAE分野 6億1120万ドル 1.2%Down
■IC Physical Design & Verification分野 3億7600万ドル 14.7%Up
■IP分野 4億3200万ドル 2.7%Up
■サービス分野 8610万ドル 1.2%Up
■PCB/MCM分野 1億4830万ドル 5.2%Up
2013年Q2地域別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■北米 7億1440万ドル 1.0%Up
■ヨーロッパ 2億8050万ドル 7.4%Up
■日本 2億2670万ドル 12.3%Down
■アジアその他地域 4億3190万ドル 18.0%Up