台湾のRFIC専門ファウンドリAWSCがMentorの「Calibre」をGaAsICのサインオフ物理検証ツールとして採用
2013年9月4日、Mentor Graphicsは、台湾の半導体ファウンドリAdvanced Wireless Semiconductor Company(AWSC)による製品の導入事例を発表した。
AWSCは、高周波デバイスの製造を専門とするICファウンドリで、今回Mentorの「Calibre nmDRC」および「Calibre nmLVS」をGaAs IC向けのサインオフ物理検証ツールとして採用した。同社は新規のファウンドリ業務で「Calibre」を使用していく予定で、顧客にCalibreデザインルールデックを提供するという。
AWSCでは、元々TSMCとMentorが共同開発した「eqDRC(equation-based DRC)」と呼ばれる、歩留まり向上を目的としたDFM考慮のDRC機能なども活用していくようだ。