13年6月の世界半導体市場は前年比2.1%増、前月比0.8%増の248.8億ドル
2013年8月5日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2013年6月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2013年6月の世界半導体売上は前年同月比2.1%増、前月比0.8%増の248.8億ドルで、5月に続いて市場の復調を示した。この6月の売上額は過去三年間で最高の数字で、直近最も年間売上が高かった2010年の実績を上回るものとなっている。四半期実績でみると、2013年Q2(4-6月)の売上は前年比6%増の746.5億ドルとなっている。
2013年6月の売上を地域別でみると、最大市場のアジア市場、それに次ぐ北米市場が伸びを示し、伸び率では北米市場が前年比10.6%増と目立った。逆の意味で目立ったのは日本市場の縮小で、前年比20.8%減と5月の18.4%減に続いて大きく売上を落とした。日本市場はこれで8ヶ月連続で売上前年比2ケタ減となっている。