ARM売上報告、13年4-6月は前年比24%増の2億6430万ドル過去最高、14四半期連続で前年増
2013年7月24日、ARMは、2013会計年度第2四半期(2013年4-6月)の売上を報告した。
ARMの2013年Q2の売上は、前年比24%増、前期比0.15%増の2億6430万ドルで過去最高、営業利益は前年比約30%増の約1億3370万ドルだった。売上の内訳を見るとライセンスの売上が前年比約30%増の1億260万ドル、ロイヤリティの売上が前年比約23%増の1億3530万ドルだった。ARMは2010年Q1より四半期売上の前年増を継続しており、今期で14四半期連続で売上前年増となった。
ARMはこのQ2で前Q1を上回る計25件のプロセッサ・ライセンスを獲得。その内訳はCortexシリーズのプロセッサ・ライセンスが計17件で、この中には新型のプロセッサCortex-A12のライセンスが2件含まれている。GPU Maliのライセンスは前Q1の倍以上の7件だった。また、プロセッサの最適化のフィジカルIPパッケージ「POP IP」のライセンスは5件だった。
※画像はARM発表資料より抜粋
2013年Q2で出荷されたARM搭載チップの総数は前年比20%増の約24億個で、その半数以上はモバイルデバイス向け、組込み向けは28%、エンタープライズ向けは18%だった。出荷されたプロセッサの個数を種類別で見ると、遂にCortexシリーズの出荷数が全体の50%に到達した。(前期Q1は45%)
※画像はARM発表資料より抜粋