Alteraが設計ツールQuartus IIをバージョンアップ、OpenCL向けSDKも一般リリース
2013年5月7日、Alteraは、同社デバイス向けの専用設計ツール「Quartus II」の最新版v13.0のリリースを発表した。
発表によると最新の「Quartus II v13.0」では、コンパイル時間の改善が図られ、SoC FPGAを含む28nm FPGAをターゲットとするデザインでコンパイル時間を平均25%短縮可能。ハイエンドの28nm FPGA「Stratix® V」をターゲットにしたデザインの場合、従来バージョンよりもコンパイル時間を平均50%短縮することができるという。
またAlteraは、今回のバージョンアップと合わせて昨年11月に発表した、OpenCLを用いたFPGAベース・システム開発用のSDK(SDK for OpenCL)を一般向けにリリース。システム統合ツール「Qsys」、DSP開発ツール「DSP Builder」もそれぞれサポートするデバイスや機能を拡張した。