TFT-LCDパネルドライバICの台湾RaydiumがBerkeleyDAの「Analog FastSPICE」を採用拡大
2013年3月12日、アナログ/RFおよびミックスシグナル設計向けの検証ソリューションを手掛ける、Berkeley Design Automationは、TFT-LCDパネルドライバICを手掛ける台湾のファブレスRaydium Semiconductorが同社の回路シミュレーター「Analog FastSPICE」の採用を拡大したことを発表した。
Raydiumは、昨年の3月にBerkeleyの「AFS Platform」を導入。以降、TFT-LCDアプリケーション向けディスプレイICおよびパワーICの検証に対し、「AFS Platform」を利用しているが、同ツールが安定したナノメータSPICE精度で以前のシミュレータよりも5倍から10倍高速なシミュレーションを実現していることから、設計チーム全体に「AFS Platform」の利用を拡大することに決定したという。