不揮発メモリIPコアのKilopassが顧客企業から800万ドルの出資を受ける
2013年3月5日、アンチヒューズ型の不揮発メモリIPコアを手掛ける米Kilopass Technologyは、同社が顧客企業から800万ドルの出資を受けたことを発表した。
発表によるとKilopassに出資したのは、同社のアンチヒューズ型不揮発性メモリIPコア「NVM IP」のライセンシーである大手コンスーマ・エレクトロニクス企業で、Kilopassは、受け入れた資金を技術ロードマップの拡張に充てる計画としている。
今回、出資元の会社名は明らかにされていないが、800万ドルもの出資はKilopassのIP導入による製品開発の成功を暗に物語っていると言える。Kilopassは、ワールドワイドで150社を超えるライセンシーがあり、同社のIPを利用したチップの出荷実績は累計40億個。180nmから20nmまでのCMOSプロセスに対応したIPを取り揃えている。
尚、Kilopassの不揮発メモリIPコアに関する詳細は、KilopassのWeb上の日本語ビデオ・プレゼンテーションで確認できる。