Xilinx売上報告、12年10-12月は前年とほぼ同一の5億980万ドル-前四半期よりも6%減
2013年1月17日、Xilinxは2013会計年度第3四半期(2012年10-12月)の売上を報告した。
Xilinxの2013年Q3(12年10-12月)の売上は、前年同時期とほぼ同一で前期比6%減の5億980万ドル。営業利益は前年比12%減、前期比18%減の1億2080万ドルという結果だった。厳密に言うと売上は前年同時期を若干下回っており、Xilinxの売上前年割れはこれで6四半期連続となる。
地域別売上では、北米市場がQ2よりも6%伸びたが、最大市場のアジアの売上がQ2に対して11%落ちた。アジア以上に売上を落としたのが欧州で前年比は1%増だったが、Q2に対しては15%も売上を落とした。日本は前年比5%増、前期Q2比4%減だった。
分野別の売上構成では、稼ぎ頭のコミュニケーションおよびデータ・センター分野が前年比2%増、前Q2比11%減、産業および宇宙航空、防衛分野は前年比、前期比ともに売上増となった。
製品別売上では、Virtex-7, Kintex-7, Zynq-7000, Virtex-6, Spartan-6で構成される新製品カテゴリの売上がとても好調で前Q2に対して17%増を記録、売上全体に占める割合を25%にまで伸ばした。
Xilinxは次期2013年Q4(13年1-3月)の売上を今期の2-6%増と予測している。