ESLツールのCarbon Design Systemsが6年連続で売上増、2012年は新規顧客14件獲得
2013年1月22日、ESLソリューションを手掛ける米Carbon Design Systemsは、同社の2012年度の業績を発表した。
Carbonは具体的な売上金額を公表していないが、発表によると同社は6年連続で売上増を達成。2012年は新規顧客を14件獲得し、9月にはSamsungから400万ドルの出資も受けた。Carbonによると、同社が昨年5月に発表した「CPAK」が顧客の支持を得て売上増加に貢献しているとの事で、バーチャル・プラットフォームの最大の壁といえる環境構築の手間を大きく省くソリューションが顧客のニーズにマッチした。「CPAK」はバーチャル・プラットフォームを迅速に立ち上げるためのキットで、ARMベース・サブシステム向けのキットをはじめ30種類のキットがCarbonのWebポータル「IP Exchange」上に用意されている。