Altera売上報告、12年10-12月は前年比4%減の4億3940万ドル、7-9月より11%減
2013年1月23日、Alteraは2012会計年度第4四半期(12年10-12月)の売上を報告した。
発表によるとAlteraの2012年Q4(12年10-12月)売上は、前年比約4%減、前期Q3比約11%減の4億3940万ドル、営業利益は前年比約14%減、前期Q3比22%減の1億3781万ドルだった。これでAlteraは6四半期連続で売上前年比2ケタ減。2012会計年度はQ2,Q3と業績回復の兆しを見せていたが、他の大手半導体の業績と同様にこのQ4は売上を落とした。
最終的にAlteraの2012年度の売上合計は12億4151万ドルで前年比約15%減、営業利益は5億9123万ドルで前年比約30%減となった。
AlteraのQ4売上を地域別で見ると北米、欧州、日本、アジアと全ての市場で売上前年割れで、中でも最大市場のアジアの売上が前年比21%減と大きく落ち込んだ。2012年全体で見ると欧州以外の地域は全て前年割れで一番落ち込んだ日本は前年比19%減だった。
製品カテゴリ別では全体的に売上を落とす中、新製品だけはQ4で前年比11%増、2012年全体で前年比39%増と大きな伸びを見せた。これは最新の28nm製品の売上、中でも低消費電力のミッドレンジFPGA「Arria V」の売上が大きく寄与しているようだ。
Alteraは次期2013年Q1(1-3月)の売上を2012年Q4の4-8%減と予測している。