CadenceのStan Krolikoski氏がIEEEの「Ron Waxman Award」を受賞
2012年12月2日、Cadenceに在籍するStan Krolikoski氏がIEEEの「Ron Waxman Award」を受賞した。
Richard Goering氏が書いたCadenceのBlog記事によると、今回Stan氏は1980年台に関わったVHDLの標準化活動を始めとする、IEEEにおける数々の標準化活動への貢献が讃えられ「Ron Waxman Award」を受賞。同賞は、IEEEのDesign Automation Standards Committee (DASC)を立ち上げたRon Waxman氏の名前に由来する賞で、DASCにおける貢献者を2007年より毎年1名表彰している。
Stan氏は現在、EDA及び設計言語関連の標準化団体Accellera Systems Initiativeにセクレタリーとして従事しているほか、IEEE P1666 SystemCワーキング・グループのチェアも務めており、Cadenceに在籍しながら現役でデザイン・オートメーション関連の標準化活動に携わっているが、これまで以下のような標準化活動関連の経歴があるという。
・IEEE 1076 VHDLのワーキング・グループで標準化活動に参加
・IEEE 1076 VHDL Analysis and Standardization Group (VASG) のチェアを務める
・VHDLの普及推進団体VHDL InternationalのボードメンバーでPresidentを務める
・Verilogの普及推進団体Open Verilog Internationalのボードメンバー
・Accelleraのファウンダー、AccelleraとSPIRIT Consortium、AccelleraとOpen SystemC Initiativeの統合に貢献
※写真の人物がStan氏、IEEEのドキュメントより抜粋