12年9月世界半導体売上は前年比3.9%減、前月比2%増の248億ドルで16ヶ月連続前年割れ
2012年11月6日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2012年9月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2012年9月の世界半導体売上は前年同時期比約3.9%減、前月比約2.0%増の247.9億ドルという統計結果となった。これで世界半導体売上の前年割れは16ヶ月連続。今年1月からの売上累計は、2142億5000万ドルで昨年同時期の累計額と比較すると4.7%減となっている。当初の各業界機関の予測に反し2012年下半期も市場の停滞が続いており、四半期単位で見るとQ2(4-6月)売上よりもQ3(7-9月)売上が1.8%増となっているが、Q4(10-12月)も前年割れの可能性が高い。
2012年9月の売上を地域別でみると、北米が8月よりも5.8%増と回復。この数値は2010年5月以来の好結果となる。しかし、全ての市場において売上は前年割れとなっている。