Xilinx売上報告、12年7-9月は前年比2%減の5億4390万ドル-前四半期よりも7%減
2012年10月17日、Xilinxは2013会計年度第2四半期(2012年7-9月)の売上を報告した。
Xilinxの2013年Q2(12年7-9月)の売上は、前年同時期比2%減、前期比7%減の5億4390万ドル。営業利益は前年比4%減、前期比10%減の1億4810万ドルという結果だった。これで売上前年割れは5四半期連続。2012年Q4、2013年Q1と2四半期連続で前四半期を上回る業績を残していたが、今期は売上も営業利益も前Q1を下回った。
地域別売上では最大市場のアジアが前年比14%増だったが前期に対しては4%減だった。分野別の売上構成では、売上最大のコミュニケーションおよびデータ・センター分野が唯一前年比、前期比ともに増。売上全体に占める割合を49%に伸ばした。製品別売上では、Virtex-7, Kintex-7, Zynq-7000, Virtex-6, Spartan-6で構成される新製品カテゴリが好調を維持しており、売上全体に占める割合を前期の17%から20%に伸ばした。
Xilinxは次期2013年Q3(12年10-12月)の売上を今期の1%から5%減になると予測している。
尚、XilinxはこのQ2にて、バックホール向けモデムIPを手掛けるエストニアのModesat Communications社と組込みLinuxを手掛ける米PetaLogix社の2社を買収している。