Mentorの組込みソフト開発環境「Sourcery CodeBench」がQualcommの「Hexagon」アーキテクチャーをサポート
2012年10月26日、Mentor Graphicsは、同社の組込みソフトウェア開発環境「Sourcery CodeBench」によるQualcomm「Hexagon」アーキテクチャーのサポートを発表した。
Mentorの「Sourcery CodeBench」は、GNUツールベースのC/C++開発環境で組込みソフト開発の世界では最も採用数の多い開発環境とされている。今回その「Sourcery CodeBench」がQualcommの「Hexagon DSPアーキテクチャ」のコード生成をサポート。これは商用GNUツールチェーンとして業界初となるという事で、半導体ベンダとして世界5位、ファブレス半導体ベンダとしては業界トップのQualcommが提供する、Snapdragonプロセッサに搭載される「Hexagon DSP」の開発を支援する。
また、MentorはHexagonを採用する顧客に対して、コンサルティングを含む商用サービスも提供するようだ。