株式会社iDがCDC検証でMentorの「Questa CDC」を採用
2012年8月21日、Mentor Graphicsは、ネットワークおよびワイヤレス通信向けチップを手掛ける日本のベンチャー株式会社iDが「Questa CDC」を採用した事を発表した。
発表によると株式会社iDは、設計品質の向上と設計期間の短縮に向けて自社の標準メソドロジとしてMentorのCDC検証ツール「Questa CDC」を採用。実際に「Questa CDC」を用いて、多数の非同期クロックを持つ90Mゲート規模の大規模SoCのテープアウトを完了した。「Questa CDC」を使うことでシミュレーション前の設計初期段階でCDCの問題を検出できたという。
株式会社iDは北海道の函館に本拠を置くベンチャーで設立は2005年。通信機器向けのハードウェアおよびソフトウェアの開発を手掛けている。