テストケース自動生成の米Breker Verification Systemsが投資会社から500万ドル調達
2012年7月12日、SoC機能検証ソリューションを手掛ける米Breker Verification Systemsは、同社初となる投資会社からの資金調達を発表した。
発表によると今回Breker Verification Systemsに投資したのはアジアの投資会社Astor Capital Groupで金額にして500万ドル。これら資金はSoC向けにセルフ・チェック用のCのテストケースを自動生成する「TrekSoC」の営業、サポート及び製品開発の拡大に充てられる予定となっている。
同社は業績好調の様子で2011年は売上前年比150%増であったことを発表している。今年2月には、本社をテキサスからシリコンバレーに移し、シリコンバレーのエンジェル投資家としても有名なMichel Courtoy氏を役員に迎え入れていた。
49DACで取材に訪れた際に聞いた話では、今年に入ってからも順調にビジネスが成長しており、公表済みのNVIDIA、STMicroelectronicsの他にIBM、Broadcom、Qualcommなどの大手が既に同社の顧客になっているとの事だった。同社は未だ日本で営業展開していないが、代理店は探している様子であった。
※画像は49DACで撮影した同社のパネル