Xilinx売上報告、12年1-3月は前年比5%減の5億5900万ドル-前四半期よりも9%増
2012年4月25日、Xilinxは2012会計年度第4四半期(2012年1-3月)の売上を報告した。
Xilinxの2012年Q4(12年1-3月)の売上は、前年同時期比5%減、前期比9%増の5億5900万ドル。営業利益は前年比10%減の1億6290万ドルという結果だった。売上前年割れは11年7-9月期に続き3四半期連続となるが、売上、営業利益ともに前四半期(11年10-12月)を上回る結果となり、業績の回復を表した。
地域別売上では景気低迷で落ち込んでいた欧州市場が盛り返し、売上全体に占める割合を増やした。日本市場も前Q3に続き前年を上回る10%のシェアを維持した。分野別の売上構成では主力の通信分野の売上が減った分、FA/その他の分野が全売上の37%を占めた。製品別売上では新製品だけが前年比7%増と好調で、40nm製品ならびに28nm製品が順調に売上を伸ばしているという。
尚、Xilinxの2012会計年度(11年4月-12年3月)の売上合計は前年比5.5%減の22億4073万ドル、営業利益の合計は前年比4%減の7億8607万ドルだった。
Xilinxは次期2013年Q1(12年4-6月)の売上を今期の1%から5%増になると予測している。