Altera売上報告、2012年1-3月は前年比28%減の3億8380万ドル
2012年4月19日、Alteraは2012会計年度第1四半期(12年1-3月)の売上を報告した。
発表によるとAlteraの2012年Q1(12年1-3月)売上は、前年比約28%減、前期Q4比約16%減の3億8380万ドルで2四半期連続で前年比2ケタ減となり、全四半期以上の売上の低迷を表した。純利益は前年比約48%減の1億1580万ドルで、前期に続き大きく減らした。四半期売上の前年割れはこれで3四半期連続となる。
AlteraのCEO兼会長のコメントによると、2012年Q1は主力の通信関連市場で売上が落ち込んだほか、受注分の出荷に問題が生じ総じて売上減に繋がったという事。しかし、Q2には28nmFPGAの好調により売上回復を見込んでいるという。
Q1売上を地域別で見ると北米市場が前年比、前期比ともに売上を減らしその分アジア市場のシェアが伸びた。製品カテゴリ別では新製品としてカテゴライズされるStratix V、Stratix IV、Arria II、Cyclone IV、MAX V、HardCopy IVといった製品群の売上がかろうじて前年比増となったが、その他分野は軒並み前年比減。前期に対しては総崩れの状態だった。