12年2月世界半導体売上は前年比7.3%減、前月比1.3%減の228億8000万ドル
2012年4月3日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2012年2月の世界半導体売上高(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2012年2月の世界半導体売上高は前年同時期比約7.3%減、前月比約1.3%減の228億8000万ドルという統計結果となった。これで売上前年割れは2011年6月から9ヶ月連続となったが、マイナス幅は徐々に狭まり市場回復の兆しを示し始めている。それを証拠に北米市場の売上が前月よりも1.1%増加。市場全体の前月比は1月の2.7%減から1.3%減と戻した。
直近報じられている各社の業績予測を見ると、3月売上は前月比増となる見通しでQ2(4-6)から本格的な半導体市場の景気回復が見込まれている。