YAMAHAがDSPの開発でSynopsysの「Processor Designer」を採用-性能向上/省面積/短TATを実現
2012年1月25日、Synopsysは、同社のカスタム・プロセッサ開発ツール「Processor Designer」をヤマハが採用したことを発表した。
発表によるとヤマハは自社のサウンド・ジェネレーター向けDSP「XMP-1」の開発にSynopsysのカスタム・プロセッサ開発ツール「Processor Designer」を採用。これによりDSPの高性能化を実現しサウンド・チャンネル数を倍の32に増やしたほか、DSPの面積を20%削減することに成功。設計期間も従来の約半分に短縮し半年間でテープアウトした。
ヤマハ半導体事業部 部長 森島守人氏は、「Processor Designer」は、より高品質な製品開発プロセスを容易化し設計コストも削減したとコメントしている。