専業ファウンドリの中国Hua Hong NECがSpringSoftの「Laker」と「Verdi」を採用
2012年1月10日、カスタムIC設計環境ならびにハードウェア検証・デバッグソリューションを手掛けるSpringSoftは、中国の専業ファウンダリShanghai Hua Hong NEC Electronicsが同社のカスタムIC設計ツール「Laker」ならびにデバッグツール「Verdi」を採用した事を発表した。
発表によるとHua Hong NECは、プロセスデザイン・キット(PDK)開発にSpringSoftのカスタムIC設計ツール「Laker」を採用し、0.13μm組み込みFlashファウンダリ・プロセス対応の「Laker PDK」を自社の顧客向けにリリースした。同PDKと「Laker」を活用すれば、カスタムチップのフィジカル・レイアウトを自動化し、開発期間を短縮できるという。
またHua Hong NECは、カスタムIC設計ツール「Laker」と合わせてデバッグ環境「Verdi」も採用し、自社の検証リファレンスフローに統合した。