低消費電力CMOS技術「PowerShrink」の米SuVolta社がMagmaの「FineSim SPICE」採用を拡張
2012年1月17日、Magmaは、低消費電力CMOS技術を手掛ける米SuVolta社が同社の回路シミュレーター「FineSim SPICE」の採用を拡張したことを発表した。
「PowerShrink」と呼ばれるSuVolta社の低消費電力プラットフォームは、トランジスタ特性を改善することにより電源電圧を下げ、性能(動作速度)を落とさずに消費電力を50%削減できるCMOSデバイス技術で、SuVolta社は同技術の開発にあたりMagmaのマルチCPU回路シミュレータ「FineSim SPICE」を利用することで、シミュレーション時間を短縮し、精度を損なうことなくテストカバレッジを約4倍向上できたという。