CarbonがWebポータル「IP Exchange」上で「virtual reference platforms」を提供開始
2012年1月17日、ESLソリューションを手掛ける米Carbon Design Systemsは、同社のWebポータル「IP Exchange」上で「virtual reference platforms」の提供を開始したことを発表した。
発表によるとCarbonは、Webポータル「IP Exchange」上で提供している各種プロセッサ・モデルにペリフェラル・モデルやサンプル・プログラム実行用のソフトウェアを組み合わせた「virtual reference platforms」の提供を開始。ARM Cortex A15、A9、R4、MIPS 34Kcなどポピュラーなプロセッサ・モデルをベースとした「virtual reference platforms」が既に用意されており、「IP Exchange」上で入手することができる。
「virtual reference platforms」は、プロセッサ・モデルにペリフェラル・モデルが組み合わされた仮想ハードウェア環境で、ファームウェアのデバッグやパフォーマンスの最適化、新たなIP利用時の学習や新たなデザイン環境構築の際のベースとして利用することが可能。既に複数のユーザーが「virtual reference platforms」を実用しているという。
現在、「IP Exchange」上で提供される「virtual reference platforms」のラインナップは以下の通り。
・34Kc Platform
・ARM1136 Platform
・ARM1176 Platform
・ARM7TDMIS Platform
・ARM926 Platform
・ARM946 Platform
・ARM968 Platform
・Cortex A15 Platform
・Cortex A8 Platform
・Cortex A9 Platform
・Cortex M0 Platform
・Cortex M3 Platform
・Cortex M4 Platform
・Cortex R4 Platform
・M14K Platform
・M14Kc Platform