Mentor、第23回Annual PCB Technology Leadership Awards受賞者を発表
2011年11月25日、Mentor Graphicsは、同社の実施している「PCB Technology Leadership Awards」の今年の受賞者を発表した。
発表によると、今年の第23回PCB Technology Leadership Awardsの受賞者は、7部門計13社で、最高設計賞はインドのWipro Technologiesのチームが受賞した。同アワードは1988年から続いており、ワールドワイドの設計チームを対象に優れたPCB設計を行ったエンジニアを表彰している。
日本からは株式会社PFUのチームがコンピュータ、ブレード/サーバー、メモリシステム部門で2位となり、先日開催されたMentorのイベント「Design Tech Forum」2日目にジェネラル・セッションにて表彰された。
尚、「Design Tech Forum」で講演したMentor System Design DivisionのJamie Metcalfe氏によると、MentorのPCB設計分野における市場シェアは2010年に50%に到達。PCB設計分野のうち、レイアウト、シグナル・インティグリティで40%以上、DFMは70%以上、サーマル解析では90%以上のシェアを握っているという話。
※画像はMentor提供のデータ
また、PCB設計分野に関しては、他社を上回る売上の30%近くをR&Dに投資しているという事で、同社PCB設計ソリューションのウリの一つである「チーム設計ソリューション」によって、大きくPCB設計の生産性を上げているというユーザー事例が複数紹介された。
※画像はMentor提供のデータ