アドバンテストが高位合成後のRTL解析にSpringSoftの「Verdi」を標準採用
2011年10月17日、カスタムIC設計環境ならびにハードウェア検証・デバッグソリューションを手掛けるSpringSoftは、同社の「Verdi」自動デバッグシステムに関する、アドバンテストとの複数年包括契約の締結を発表した。
発表に寄せられたアドバンテスト社 設計推進統括部 設計技術部 部長 佐藤新哉氏のコメントによると、アドバンテストでは設計検証作業の効率化のためにESL設計環境を整備しており、その設計フローにおいても、高位合成後のRTLの解析等、様々なデバッグ作業において「Verdi」を標準ツールとして活用していくという。
今回の発表において、アドバンテストが使用する高位合成ツール名は触れられていないが、同社はかつてNECの高位合成ツール「CyberWorkBench」のユーザー・フォーラムでその導入効果を発表している。