Altera売上報告、2011年7-9月は前年比1%減の5億2250万ドル
発表によるとAlteraの2011年Q3(11年7-9月)売上は、前年比約1%減、前期Q2比約5%減の5億2250万ドル。営業利益は前年比約15%減の1億8540万ドルという結果だった。
Alteraの売上減は同業ライバルのXilinxと同様、世界経済の悪化に影響を受けたもので、Alteraは9月時点でQ2以上としていた今期Q3の売上予測を下方修正していた。
地域別の売上を見ると北米市場での売上が前年比19%減と大きく落ちた。その一方で欧州売上は17%増と好調を示した。日本市場の売上は前年比1%減だった。
売上の内訳を見ると、新製品としてカテゴライズされるStratix V、Stratix IV、Arria II、Cyclone IV、MAX V、HardCopy IVといった製品群が前年比112%増と非常に好調。前Q2から出荷が開始された28nmFPGA、Stratix Vの売上が牽引していると思われ、新製品分野はAlteraの売上全体の27%を占めるまでになった。その一方で旧世代製品、PLD製品は前年比29%減と売上を落とした。分野別の売上では、ネットワーク、コンピューター、ストレージ分野が前年比50%増となり売上全体の20%を占めている。
AlteraはQ4の売上をQ3比7-11%減と予測している。