11年8月世界半導体売上は250億3000万ドルで前年比2.2%減、前月比0.7%増
2011年10月3日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2011年8月の世界半導体売上高を発表した。
SIAの報告によると、2011年8月の世界半導体売上高は前年同時期比約2.2%減、前月比約0.7%増の250億3000万ドルという統計結果となった。
7月売上よりも若干売り上げ増となった要因は、PCおよびタブレット需要、日本市場の回復、自動車向け半導体の好調などで、前月比としては日本市場が最も伸び率が高く5.5%増となったが、前年比では日本市場が9.4%減と最下位で、市場は回復しつつあっても前年の水準には程遠い事が分かる。前年比、前月比ともにプラスとなっているのは、アジア市場だけである。