FPGA検証ソリューションの米GateRocketがクローズ
2011年8月3日、米EETimes誌はFPGA検証ソリューションを手掛ける米GateRocketがクローズした事を報じた。
記事によると米GateRocketは、資金面で経営が行き詰まり7月で事業を終了。同社のWeb上には7月15日をもってオペレーションを終了したと記されている。
GateRocketは、FPGAに特化した検証ソリューションを提供していた新興EDAベンダで、設立は2004年、マサチューセッツ州Bedfordに本拠を置いていた。同社は、一般的に困難とされるFPGAのデバッグを専用のハードウェア環境と専用のデバッグソフトで容易かつ効率的に実現するソリューションを提供しており、Qualcommなどの大手顧客を獲得。今年1月には日本代理店としてアルティマと契約したばかりだった。
2007年よりDACに出展していた同社は、昨年までは4小間程度のブースで比較的派手な展示を行っていたが、今年のDACでは1小間ブースで寂しげな感じが顕となっていた。