Altera売上報告、2011年4-6月は前年比17%増の5億4840万ドル
2011年7月19日、Alteraは2011会計年度第2四半期(11年4-6月)の売上を報告した。
発表によるとAlteraの2011年Q2(11年4-6月)売上は、前年比約17%増、前期Q1比約2%増の5億4840万ドル。純利益は2億1460万ドルで前年比約18.8%増、前期比約4.3%減という結果だった。
地域別の売上を見ると前期Q1でシェア30%台に落ちたアジアが再び40%台に復活。北米と日本はQ1に続いて更にシェアを落としそれぞれシェア19%、14%となった。欧州は売上好調を堅持しており、前期に続いてこのQ2もシェアを1%伸ばし27%とした。
売上の内訳を見ると、伸び率で勢いのあった新製品として分類しているStratix V、Stratix IV、Arria II、Cyclone IV、MAX V、HardCopy IVといった製品群が高止まりで、前期同様売上全体に占める割合18%をキープ。Stratix III、Cyclone III、MAX II、HardCopy III、といった製品群が売上の36%を占め、それ以外の旧世代製品群が売上の46%を占めている。
分野別の売上構成は前期Q1と変わらずテレコム及びワイヤレス分野が売上の42%を占め、FA、ミリタリー、自動車分野が24%、ネットワーク、コンピューター、ストレージ分野が15%と続いている。
AlteraはQ2初頭に28nmFPGA、Stratix Vの出荷を開始しており、Q3以降の新製品の売上増に期待がかかる。同社はQ3においても更なる売上増を見込んでいる。