Mentor売上報告、11年2-4月は前年比25%増の2億3000万ドル-同時期売上記録更新
2011年2月23日、Mentor Graphicsは、2012会計年度第1四半期(2011年2月-4月)の売上を報告した。
発表によると、Mentorの2011年2月-4月の売上は前年比約25%増の約2億3000万ドルで、235万ドルの損益を計上した。この数字は前四半期の売上報告時点での予測を下回る結果であるが同時期の売上としては同社過去最高の結果。収支はギリギリ黒字転換とはならなかったが、損益額を昨年同時期の10分の1程度におさえた。(※GAAP基準による会計結果)
Mentorは2010年8-10月期26.3%増、2010年11-11年1月期30%増、そして今回25%増と、3四半期連続で前年比約20%を上回る2ケタ増を記録しており、業界の平均成長率を上回る水準で売上を伸ばしている。直近、特に大規模な買収などもないことを踏まえると、北米やアジア市場において、Calibreファミリ製品やVeloceといった主力の高額製品が好調であると推測できる。
メンターは次期2012会計年度Q2(11年5月-7月)の売上を2011年を2億1000万ドルと予測している。