台湾RichtekがIncentiaの論理合成とSTAをMixed-signal設計フローで採用
2011年4月12日、タイミング解析ツールを中心としたEDAソリューションを手掛ける、米Incentia Design Systems社は、Richtek Technology社が同社の論理合成ツールとスタティック・タイミング・アナライザを採用したことを発表した。
発表によると、パワー・マネジメントICを手掛けるRichtekは、社内のMiked-signal設計フローにおいてIncentiaの論理合成ツール「DesignCraft」とSTA「TimeCraft」をセットで採用。両ツールを用いた設計により、チップ面積と消費電力の削減を実現し、テープアウトを成功させたという。
IncentiaのSTA「TimeCraft」は、日本国内でもNECやリコーに採用されているほか、STARCの手掛けるデザイン・フローSTARCADにも採用されている。
また、論理合成ツール「DesignCraft」は、今年2月にAmerican Semiconductorによって同じくMixed-signal設計フローで採用されたことが発表されている。