ARM売上報告、11年1-3月は前年比29%増の1億8550万ドル-売上記録を更新
2011年4月27日、アームは、2011会計年度第1四半期(2011年1-3月)の売上を報告した。
アームの2011会計年度Q1 (2011年1-3月) の売上は、前年比29%増、前期(2010年Q4)比3%増の1億8550万ドルで前期に続いて四半期売上記録を更新。営業利益は前年比約18%増の約4880万ドルを計上した。
アームによると、このQ1で新たに39件のプロセッサ・ライセンスを獲得。(前Q4では35件)BroadcomやLGがARMとのライセンス契約を更に拡張している。Q1で出荷されたARM搭載チップの総数約18.5億個のうち11.5億個はスマートフォンなどのモバイルデバイスで、前期Q4と比較して5000万個出荷数を増やした。残りの7億個はゲームやテレビ、カメラなどの家電とクルマ向けとなる。
尚、ライセンスの売上は前年比49%増の6390万ドルで、契約数39件のうち15件は「Cortex-M」の契約(うち6件は新規契約)、GPU「Mali」の契約も7件あった。ユニット出荷数ではARM11とCortexが少し割合を増やし全体の25%となった。