TSMC、リファレンス・フロー11でMentorのローパワー・ソリューションの利用を拡大
2011年3月30日、Mentor Graphicsは、TSMC自社プロセス向けに認証しているTSMCリファレンス・フロー11において、同社のローパワー検証技術の利用が拡大されたことを発表した。
Mentorによると、実際にTSMCリファレンス・フロー11に採用されているローパワー検証ツールは、以下の通り。これまでの発表と対比すると、今回新たに「FormalPro」が採用されたものと思われる。
・Questa機能検証プラットフォーム
・0-In CDC(CDC検証ツール)
・0-In Formal Verification(フォーマル機能検証ツール)
・FormalPro(等価性チェッカ)
尚、この他にもTSMCリファレンス・フロー11には、CatapultをはじめとするESLツールや、物理検証ツールCalibreファミリ、配置配線ツールOlympus-SoC、DFTツールTessentなどが採用されている。