電源制御ICの米iWatt社がアナログ設計の自動化でMagmaの「Titan」を導入
2011年3月28日、Magmaは、電源制御ICのサプライヤである米iWatt社が同社のアナログ/ミックスドシグナル設計環境「Titan」を採用したことを発表した。
発表によるとiWattは、アナログセルのレイアウトやチップレベルのアッセンブリをはじめとする困難な配線作業を自動化するためにMagmaの「Titan」を採用。製品評価において、iWattのエンジニアが手作業で2週間を要する配線を含む設計作業を「Titan」を使うことでわずか2日で完了。これが「Titan」採用の決定打となったようだ。
「Titan」は、順調に採用が進んでいるMagmaの回路シミュレーター「FineSim」が組み込まれたアナログ/ミックスドシグナル設計環境で、その速さと独自のアナログ設計自動化機能がウリ。新しい技術とエンジンで構築された新世代のアナログ/ミックスドシグナル設計環境としてMagmaが力を注いでいる。
近い未来においてアナログ回路の設計が自動で行われ、アナログ回路の設計者が要らなくなる時代が来るのでしょうか?