NEWS

 
SIEMENS
s2c
 

STARCとEDAベンダ各社がコラボレーション成果と採用実績を相次いで発表

2011年1月24、25日とSTARCとEDAベンダ各社がコラボレーション成果と採用実績を相次いで発表した。EDA関連の展示会EDSFair2011の開催前というタイミングにより発表が集中した。

まずSTARCによる発表が4つ。いずれもSTARCの幹事会社9社のうち5社が参加している、アナログ/ミックスド・シグナル設計フロー「STARCAD AMSフロー」の構築に関するものである。

STARCAD AMSフローにSolido Design Automationの統計的バラつき解析ツール「Variation Designer」が採用された。

STARCAD AMSフローにMunEDAのバラつきを考慮の回路最適化ツール「WiCkeD」が採用された。

STARCAD AMSフローにMicrologicのカスタムICレイアウトの信頼性検証ツール「nanoRV」が推奨された。

STARCAD AMSフローにICScape社の初期レイアウト寄生素子抽出(LPE)およびインターコネクト解析ツール「RCExplorer」が採用された。

更にMentorとCadenceによる発表が一つずつ。

STARCがMentorのDFTツール「Tessent」および「TestKompress」でローパワーICのテスト・メソドロジを拡充

STARCがCadenceの「Encounter Digital Implementation System」をベースに32/28nm向け「In-Design DFM」フローを開発

STARCによる次世代ミックスド・シグナル設計フローの構築については、EDSFair初日の1/27に開催されるSTARCの出展社セミナーにて詳細を聴くことが可能。

STARCとCadenceによる32/28nm向け「In-Design DFM」フローの開発についても、EDSFair2日目のCadenceの出展社セミナーにて詳細を聴ける。

また、今回のSTARC関連の発表に登場したEDAベンダは、Solido Design Automation以外、全てEDSFair2011に出展の予定。Micrologic社の製品は、シンコム社のブースに展示される。

EDSFair2011

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2011/01/26 )

 

ページの先頭へ