台湾Nuvoton TechnologyがSynopsysの等価性検証ツール「Formality」を標準採用
2010年1月10日、Synopsysは、Super I/Oチップを手掛ける台湾Nuvoton Technology社が等価性検証ツール「Formality」を標準採用した事を発表した。
発表によるとNuvoton Technologyは、同社の主力製品であるSuper I/Oチップの開発における等価性検証の高速化に向けてSynopsysの「Formality」を採用。「Formality」を利用することで従来使用していたツールよりも2倍の速さで等価性検証が可能となり、同ツールを社内で標準採用するに至った。
Nuvoton Technologyでは、論理合成にSynopsysの「Design Compiler Ultra」を利用しており、「Formality」がDC Ultraのフローにシームレスに繋がる事も高く評価した。
「Formality」は論理合成前後のRTLとNetlistの機能等価性とレイアウト前後のNetlistの機能等価性をチェックできる。