アイヴィスが韓国のEDAベンダEntasys Design社と代理店契約に
2011年1月6日、幅広い製品ラインナップで海外EDAソリューションを提供しているアイヴィスは、韓国のEDAベンダEntasys Design社との代理店契約を発表した。
Entasys Designは2003年設立のEDAベンダで本拠地はソウル。CEOをはじめマネジメント陣の経歴を見ると、元サムスン、元Avant!という共通点がある。
Entasys Designのソリューションは、設計初期のシステムレベルのフロアプランニングによって、最適なインプリメントを実現しようとするもので、設計情報を共有することで上位設計とインプリメントのギャップを埋め、設計のイタレーションを減らすというコンセプトで製品が開発されている。
具体的には、アーキテクチャレベルおよびRTLレベルでのパワー解析とフロアプランニングによって、パワーやパワー制約、面積などインプリメントにおける問題を事前に予測。I/Oパッドの設定(電源パッドの数や配置)などICパッケージのインタフェースについても考慮した設計が可能となる。
現在Entasysの製品として下記4製品がアイヴィスのWeb上で紹介されており、これら製品は来るEDSFair2011にてアイヴィスのブースで展示される予定。
・Pillar-DP®-SVP プリRTLシリコン仮想プロトタイピング
・Pillar-DP®-Ventus アーキテクチャレベル仕様からの設計見積り
・Pillar-DP®-Navis RTL解析およびプロトタイピング
・Pillar-DP®-Inspector ポストレイアウトECO