台湾のDRAMメーカー力晶科技がSpringSoftのレイアウトツール「Laker」を標準採用
2011年1月4日、カスタムIC設計環境ならびにハードウェア検証・デバッグソリューションを手掛けるSpringSoftは、台湾のDRAMメーカー力晶科技が「Laker」を標準採用したことを発表した。
発表によると力晶科技(Powerchip Technology)は、SpringSoftの「Laker」Custom Layout Automation Systemをメモリチップ設計向けの標準プラットホームとして採用。力晶科技の設計チームは「Laker」の採用により、生産性を20%向上出来たとしている。
力晶科技は台湾のDRAM最大手でNANDフラッシュ・メモリの生産も開始している。昨年末には、エルピーダとの資本提携を検討していると報じられている。